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DIC-PPS FZ-2140-F1は、従来の短繊維ガラス強化品に比べ耐衝撃性、疲労特性、長期耐熱性が格段に向上しました。
ハイブリッドシステム・EVのような次世代システムでの新規構造部品や金属からの代替が困難であった用途への展開が可能です。
ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂は、Fig.1.1に示す化学構造を持った結晶性の耐熱性ポリマーです。この樹脂は、約280℃の高い融点を持ち優れた耐薬品性と共に難燃剤を添加せずに自己消火性を示す燃え難い性質を持っています。 ガラス繊維などの繊維状強化材や無機質フィラーで強化、充填されたコンパウンドであるDIC.PPSは耐熱性はもちろん高度な機械的性質と同時に優れた寸法安定性を示す典型的なエンジニアリングプラスチックスの特性を備えております。 DIC.PPSには大別して二種類が有ります。一つは架橋型ポリマーをべースとしたコンパウンドで、高温度領域でも高い剛性を保持し、クリープ変形に対して有利なタイプです。他のタイプはリニアーポリマーをべースとし、伸び、靭性に特長が有ります。またリニアーポリマーは純度が高いため架橋型ポリマーに比較して高温多湿下ではさらに吸湿が少ない特長を持っています。 以上のDIC.PPSの特性は、以下に示すような応用面での要求性能に応えることのできる成形材料で、デザイナーや、モールダーにとって使い易い高度なエンジニアリングプラスチックスと言えます。
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(MSDS)製品安全データシート |